年賀状、やめました
私は年賀状をきれいさっぱりやめております。
年賀状を作らなくなってすでに4年ほど経過しているのですが、改めて考えてみてもメリットしかないです。
そろそろ年末モードということで、今日は年賀状の話。
年賀状をやめた理由
めんどくさすぎる
年賀状やめる人はこの理由が一番多いのではないでしょうか。
よく連絡を取る友人・知人とはメールや電話で十分ですし、仕事上での挨拶もメールや電話がメイン。そんな中わざわざ年賀状を用意するのは、もはや面倒以外の何物でもありませんでした。
ギリギリの時期にメンドクセー言いながら作るとか…お前は相手とハガキに謝れといわれてもおかしくない。
形式的な年賀状に意味を見出せなくなった
・無難な内容、毎年同じ文言
・なぜわざわざ年賀状にお金をかけているのか?
考えればキリがないですが、「出すこと」事態が目的になっているので、その先には何もないんですよね。目的がないというか。
機会があれば会いましょう、的な文章をよく書いたし毎年見かけるけれど、そう書いてる時点でたぶんその気はお互い無いという…。
住所変更のたび、新しい住所を教えたくない
私は集合住宅暮らしなのですが、いままで数回引っ越しをしています。そのたび、年賀状のためだけに新しい住所を教えるのが面倒、というか やりたくないのです。
個人情報の観点から
引っ越した年、おそらく前の住人と思われる人への年賀状が届いたりすることがありますね。
差出人もばっちりわかるし、家族構成なんかも分かっちゃいます、写真とか載ってると特に…。THE個人情報だし、引っ越しが多い身からするとちょっと気になります。
もしかしたら自分が出した年賀状も、こんな風に別の人の目に触れることもあるんじゃ、とか。
お前の個人情報にどれほどの価値があるんだと言われればアレですが、見られるというのはあまりいい気持ちはしませんね。
とまぁ、「やりたくない」って気持ちが大きくなる一方だったので、思い切って年賀状をやめるという結果になりました。
年賀状をやめたことで得られたもの
② ゆっくりできる正月
③ 年賀状にかけていたお金が今後かからない
④ 連絡を取るべき人、そうでない人がハッキリした
自分にとって一番大きかったのは④です。
年賀状がないからといって、人間関係が大きく壊れることはないです。それでだめになるくらいなら「その程度」の関係ということ。
年賀状やめますのメールを出した人で、それがきっかけで連絡とるようになった、なんてこともありました。
私が年賀状をやめるまでの手順
実を言うと、全員に辞める話をしたわけではありません。
親しい人・目上の人へは「やめる」と宣言
メールや電話、SNS等つかって「年賀状やめる」と宣言。これでもう70%ぐらいは解決。
それと、送られてきた年賀状に返信を出していたのを一切やめ、きちんと挨拶をした方がいいかなと思う人には、年賀状または寒中見舞いで来年からの年賀状をやめることを報告。
なんとなくつづけてきた人は、こちらから出すのをやめて様子見
結果、こちらが出さなければ出してこない人もいたので、やはり「お互いなんとなく出してきていた」んだなと実感。
そういう微妙な付き合いは無いほうがお互い楽というもの。送ってきてくれた人には、年賀状または寒中見舞いで来年からの年賀状をやめることを報告しました。
「どうしよう…出すべき?」なんて迷ってしまう人、リストの中に数名いるものです。
大抵その相手も、自分に対してそう思っていることでしょう。お互いに出方を探っている状態 笑
出さない方が相手もホッとするんじゃないかね、っていう話。
年賀状をやめる話をするときに気を付けたこと
人によっては失礼に感じるかもしれないので、文面は一人ひとりとても考えました。
気を付けたのは「あなたに出す年賀状をやめます」ではなく、「今後全員との年賀状のやり取りをやめます」と強調したこと。
友人・知人用、目上の方用、なんとなく続けていた人用、それぞれパターンを分けて文章を考えました。
時間はかかりました。今までの年賀状よりも。
でも年賀状を出さなくてもいい年末年始を手に入れるためです。そのためなら一時の手間など大したことではありません。
年賀状をやめたことでデメリットはある?
ない。 自分でも驚くほどに、一つもない。
仕事に支障があるわけでもなし、むしろ年末年始の慌ただしい時期に年賀状に悩む時間をとられなくて済む。
なにこれ快適すぎる。
もうこの快適さを味わってしまったら、年賀状など出す気にはなりません。
どうしてもっと早くやめなかったんだろうと後悔するレベル。
年賀状をやめようか迷っている人へ
仕事上、どうしても出さないとならないって人もいると思うので、それは仕方ないとして。
それ以外の部分、自分の交友関係についてです。
改めて言いますがやめると本当に楽です。特に気持ちが。
年賀状を形式的に続けているという実感があり、迷っているのであれば。
・どこまでの人と連絡を取り合うべきなのか
・年賀状は今後も自分に必要なのか
「人とのかかわり方、自分が関わるエリア」について改めて考えてみることをおすすめします。
年賀状は礼儀、やめたらやめたで色々めんどくさそう、反感を買うんじゃ…
世間からはいろいろ聞こえてきます。気になっちゃいます。よく分かります。
ただ私は、やめて良かった。
考えてみて、「やめるのが怖すぎる」「年賀状でのつながりを切りたくない」「年賀状が楽しい」、そういった人は言うまでもなく年賀状は続けるべきです。
おわりに
長年やってきたことを変えるのにはエネルギーがいります。
が、その先にあるのはそれ以上にメリットのある生活になるはず!
ということで、今日の休憩はここまで!