無水カレーを普通の鍋でつくってみよう!
前から気になっていた「無水カレー」
その字のごとく、一切の水を加えない(野菜の水分のみで作る)カレーのことです。
「味が深い」「野菜カレーが好きになる」
そんなことを聞いたら、試さないわけにはいかないよね!
安い鍋でも無水カレーを満喫したい
無水カレーとか無水料理で検索してると、それに最適な鍋があるようです。
スト〇ブとかビタ〇ラフトとかバーミ〇ュラとか…
総じて高い。
これは貴族の鍋だ。
うちにあるのは、1,000円ちょっとで買った片手鍋、つまり庶民の鍋しかありません。
しかし無水カレーを食べてみたい。これはやるしかあるまい。
この庶民鍋でも無水カレーはできるのか。全力で実験してきました。
結論から言うと、
普通の鍋でも無水カレーは作れました!
無水カレーの材料・作り方
・たまねぎ4個
・にんじん1本
・じゃがいも2個
・好きな肉を好きなだけ
・カレールー
・油
作り方
①野菜を切る
②鍋に油をひく
③玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、の順に鍋にいれる
④最後に肉をのせて蓋をする
⑤弱火で加熱(約1時間)野菜から水分がたくさん出る
⑥カレールーをいれて完成
これだけ見るとめっちゃ簡単。
なんだよ~普通のカレーと変わらないじゃないか!
と思ったけどコレを見落としていた。
「弱火で加熱(約1時間)」
約1時間
まぁでもしかたない。カレーのためだ、待ちますとも。
ということでじっくりゆっくり加熱しました。
(実際には、60~70分の間ぐらいだと思う)
弱火加熱は、基本ほったらかしなのでかき混ぜたりする必要はありません。
無水カレーの完成!
野菜の味が濃い。そして甘い。
ちゃんと水分出るのかな?と心配でしたが、ルーを溶かせる分の水分が出ました。
トロトロ、というよりは「どっしり」って感じ。
固めなカレーに仕上がりました。柔らかめのドライカレーみたいな。
いつものカレーに、さらに野菜の深みと甘味がプラスになったカレー。
豪華になりますね。とてもおいしいです!
こ、これは貴族のカレーだ…!
無水カレーに挑戦した感想・まとめ
貴族の鍋は高いよ!という庶民派のみなさん。朗報です。
普通の鍋でも、問題なく無水カレーは作れます!
私の使っている鍋は、こんな感じのステンレス鍋です。
パール金属 シンプル・ウェア 3層底 ガラス蓋 付 片手鍋 18cm HW-7203
注:底が薄い鍋(アルミ鍋など)だと焦げやすいので、そういった鍋の場合は極々弱火まで火を落とすといいかと思います。
今回やってみて感じた注意点を以下に。
玉ねぎは小さめに切った方がいい
私はどうせ煮込むし…と思い、大きめ&てきとーにザクザクとやってしまったのですが…
小さい方が火の通りもいいので、できるだけ小さく若しくは薄くした方がいいです。
火の通りが少ないとTHE玉ねぎ、という味が濃いまま出来上がってしまうので、注意が必要です。
鍋の蓋を開けた時、なんかたまねぎがまだ堅そう、と思ったら加熱時間を長くするなど工夫が必要かなと。これは鍋の質とか厚さによっても加熱時間は変わりそうです。
甘い。とにかく甘い。
使う野菜の種類にもよるかもですが、野菜の甘味がかなり強くなります。
なので、ルーはいつもより辛めのものを用意した方がいいです。
野菜から水分が出るとはいえ、やっぱり少な目
ちゃんとした鍋なら、もっと水分が出るのかもしれません。通常のカレーよりは水分が少なくなるので、ルーの調節が大事。
写真のものは味が濃そうですが・・・食べてみるともう少しカレーの味が欲しいと感じました。
本当はルーを足したいのですが、水分がないためこれ以上ルーを入れられません(固まりそう)
なので、どうしても味が薄いなと思ったら、ちょっとお湯を足してルーを追加するのもいいかなと(無水カレーではなくなってしまいますが 笑 でもおいしい方がいいからね!)
焦らず弱火で!
時間短縮しようと思ってついつい火を強めにしがちですが、焦げやすくなるので要注意です。
蓋を開けてみて、たまねぎが生っぽいときは加熱時間を増やしてもいいと思います。
加熱時間が短すぎると、玉ねぎの味がダイレクトに残ります 笑
普通の鍋をつかうときは
蓋つきのものであるのはもちろんですが、できるだけぴっちり密着するものを使うこと。
ということで、興味のある人はぜひ!(めっちゃ時間かかるので余裕のある時をおすすめします)
圧力なべだと20分もかからないようなので、もっと手軽にできそうです!
私はカレーはレトルトしか食べないので、久々に手作りしていい経験でした。楽しかった!
今日の休憩はここまで!
トマトカレー編はこちら