【東北 冬の名物】鍋料理にピッタリ!寒大根の魅力を語る
私は生まれも育ちも東北です。
今は青森・岩手・宮城を行ったり来たりする生活ですが、それぞれの地方の郷土料理、大大大好きでございます。
家でゆっくりできるときは、たまにそういった料理を作ることもあり。
特に鍋や煮物系は大好物でして、今の季節に欠かせないのが「寒大根」です。
お店によっては「寒干大根」や「凍み(しみ)大根」という名前で売っていたりしますが、冬に食べる鍋には、絶対に入れたいものの一つです。
今日はおススメの田舎食材、寒大根のお話。
寒大根は鍋やお味噌汁、煮物に最適
寒大根は、主に汁物に使うのですが。やっぱりおススメは鍋!
切り干し大根のように炒め煮にする使い方もありますが、汁をたくさん吸って、ぽってりと柔らかな食感になる鍋物が一番おいしいと思います。
口に入れたときに、じゅわっと汁があふれる感じ。
普通の大根とは違う、独特の食感と素朴な味わいが特徴です。
うちでは、鍋物によく寒大根を入れます。塩やしょうゆベースの和風なつゆによく合います。
豆乳鍋やキムチ鍋、といったものにはあまり合いません。すき焼きとかもイマイチかな…?
もちろんお味噌汁には最適です!(具がない時に重宝します)
イモや鶏肉とあわせた煮物も、とってもおいしい!
私の昨日の夕飯は鍋。もちろん寒大根入りです。
うーん、写真って難しいな。。。
ネギは真ん中だろが!とかいうのは、どうか見て見ぬふりでお願いします…
こちらでもおすすめレシピと寒大根の使い方について書いています!
寒大根と切り干し大根は違う?
切り干し大根は、「千切りにして、風と日光で乾燥」させるのに対し、寒大根は「寒風にさらし凍らせて、時間をかけて水分を抜く」もの。
ゆでたり蒸したり、湯がいたり。その後数日水につけたあと、寒風にさらします。
大きな違いは、凍らせる前に、大根に熱を通すことです。
切り干し大根に比べてアクが少なく、サッパリしているものが多いです。
寒大根の最盛期は12月~2月
寒大根を作る地域はたくさんありますが、気温が本格的に氷点下になる12月中旬ごろから本格的に作られ始めます。
出来上がりに20日~30日ぐらいかかりますので、市場に多く流通するのは、1月に入ってからがメイン。
こちらでは真冬は気温が上がらず、大根は「氷の状態のまま」ずっと外に干されることになります。
一回、氷が溶けたほうが乾きは早いのですが…ここはやはり天候に左右されてしまうところ。
凍ったものが溶けることが少ないため、乾くスピードもかなりゆっくりになります。
あたたかい地方に比べて出来上がるまでの時間は、少々長めです。
地方や作る人によって、寒大根の仕上がりは様々
寒大根は、その地方の気温や、使う大根の種類・処理によって味も見た目も全く違います。板状のものや2つ割り状のもの、短いものから長いものまで、本当に様々。
色も、茶色いものから真っ白なものまで様々。
食感も、お麩のように柔らかなものからしっかり固さのあるものまで幅広いです。
うちの地方ではこういった白いタイプの寒大根がメインですね!
大根本来の色のまま、乾燥している感じです。
寒大根の作り方は、こちらではしっかりゆでる、もしくは蒸してから外に出す作り方の人が多いようです。
以前岩手県の盛岡市に住んでいたことがあるのですが、そちらの農家さんでは「ゆでる」というよりは「さっと湯に通す」ぐらいで、かなり固めだった作り方を見かけました。(おそらく農家さんごとに製法は違うと思いますが)
それぞれの地方で違いがあって、とても興味深いですね。
個人的には、アクの無いこういった白いタイプの寒大根が好きです!
寒大根の使い方
とても簡単です。
①水につけて
②柔らかくなったら好みの大きさに切って
③鍋にIN。
時間はそれぞれの大根によって違いますが、戻し時間は1時間ぐらいでしょうか。
私は待つのが面倒なので、熱湯につけてすぐ切って鍋にIN… 笑
私の使う寒大根は実家で作っているものでして、水を吸いやすいタイプなのでこのようにしています。固いタイプだとちょっと時間はかかるかも?
固めが好きなら、つける時間は短めに
柔らかめが好きなら、じっくりつけて
この辺はお好みなので、興味のある人は一度試してみると感覚がつかめます。
あたたかい地方になればなるほど、色は濃くなっていく傾向にあるようです。
写真のような白いタイプのものが味にも癖がなくサッパリ食べられると思うので、私はこちらがおすすめです!
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おまけ
冬にはやはりあたたかい料理!鍋でじっくり寒大根を味わいたくなる季節です。
お店で見かけた際はぜひ試してみて下さい!寒大根めっちゃおすすめです。
というわけで、今日の休憩はここまで!