【実験】全くイラストが描けない私が、1週間で雲を描けるようになるのか~その2
さて。
前回は恥ずかしい絵(笑)を晒して終わりましたが、こちらではその後の1週間を載せていきたいと思います。
たった1週間ですが、その流れをつなげてみるとすごく面白い。
空のイラストを作っている人は数多いです。
その人それぞれでいろんな描き方があって、見ていて飽きないですね。
私もいつかそんなレベルに近づきたい・・・!
1日目~3日目 — とりあえず真似してみるが・・・
この状態で完全停止なので、お手本を見ながら描こうと思ってもまずうまくいきません。
すでに初日で絶望しかけるマツイ氏。(早ぇ!
世の方々は、いったいどうやって描いているのでしょうか?
ということで、まず先に参考にしたのがこちら。
背景イラストレーターのariさんという方のブログです
実際に製作画面を見れるというのは、とても分かりやすくありがたいですね!
なんとか一通りやってみたわけですが、、、、、、
どうしよう、全然ついていけない。
もうこのかたが説明してくれている「アタリ(下絵)」の時点で、レベルが違うことをひしひしと感じます。
しゅごい。
全く掴めない感覚です。
アタリ・・・私のアタリ(らしきもの)は全然あたってない気がするんですが、、、どうしたらいいんでしょうか。
どんなに頑張っても思い通りの形にならない。
ということで、1日目~3日目はこれが限界でした。
むむむ・・・か、影をつけてみようか。。。
・・・なんだろう、何かがおかしい・・・
でも、どう直せばいいのか分からない。
4日目 — もくもくした雲に憧れる(しかし描けない)
同じ場面ばかりやっていると飽きるので、この日はちょっと違うものを描き始めます。
(すぐ目移りする悪い癖)
そういえば、入道雲みたいな「高さと厚み」のある雲って、みなさんどうやって描いているのでしょう???
検索してみるとそれっぽいもの描き方の説明が結構出てきますが、総じてどれも「難しい」。
とても真似できそうにない。
とりあえずそれっぽいものに挑戦してみると・・・
(写真を参考に、所要時間1時間)
無 理 だ っ た。
高さと厚みのある雲ってやつは、ちょっと後にしましょう。
5日目 — 上手くいかない原因を見直してみよう
雲の難しさに改めてビビり、もう一度、ariさんの方法で練習を始めます。
最初よりかは良いような気もします。
が、なんというか、、、バランスが取り辛いというか、もったりしているというか。
締まりがない?変化がつけ辛い?・・・うむむうまく説明できない。
自分の目指す着地点が、見えなくなってきているような感じです。
描いては消し、描いては消しで時間だけが過ぎている気がする・・・
youtubeをはじめ、いろいろなページをあさりはじめて数日。
様々なイラスト作成動画を見ていて、ふと気づいたことがありました。
皆さん、「下絵をしっかり準備している」。
実は私、下絵はかなりかなり大雑把に用意していたのです。
時には下絵も用意せず、ただ書き始めることもありました。
「下絵は大体のものを決める感じのものだし、別にやらんでもいい」
と、勝手に思っていました。
完全なる思い込みってやつですね。
実は、上手い人ほど しっかり準備をしているものなのでは・・・?
という考えが頭をよぎります。
ということで、一回、下絵をしっかり用意してみます。
一面全部を雲にすると、なんだか上手くいかないので、今回は雲は控えめに。
下に海を入れることにしました。
えっと・・・これでも今までよりはちゃんとしています(たぶん)。
では色を付けます。
・・・お?
なんだかそれっぽく見えてきたような気がしませんか。ちょっと気取って、鳥なんかを入れてみました。
少なくとも、今までのものよりはずっと良いような。
あらかじめ、影(ちょっと暗くするところ)を決めたことと、雲のかたちを先にある程度決めたことで、迷いなく色を付けられる&時間短縮ができました。
修正しすぎておかしくなることが無くなりましたね。
自分の描くもののイメージを初めに作る、という段階があるのとないのでは エライ違いがあります。
そっかぁ
下絵ってめっちゃ大事だった。
下絵の重要さを身をもって実感。
ということで、今後はしっかり下絵を用意しよう!と決意したのでありました。
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~S氏後日談~
「下絵なしの制作は、一気に難易度上がりますよ。まずはちゃんと下絵を用意しないと。っていうかマツイさん仕事してください。」
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雲ブラシの誘惑
↓所要時間、10秒。
雲ブラシってすごいよね。
ブラシってほんと便利!
さて、今回の練習はここまで。
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